ブログを見に来てくれてありがとう!
今日は製作の道具第二弾!ハサミについてだよ~
ハサミは製作になくてはならないよね!
でも、『手を切っちゃったらどうしよう』とか『お友達にケガをさせちゃったらどうしよう』とか心配で最初は使うことを躊躇してしまうこともあるかもしれない。
安全に使えるようになることが一番だよね!
私はハサミは二歳児の後半から取り入れていたよ。
まずは集団ではなくて、一対一で丁寧に声をかけながら使い方を知らせていったよ。
切り方は「1回切り」といって、「パチン」で切り落とすこと。
ハサミを握って閉じたら切れるってことをまず知る経験だね。
それができるようになったら少し長くまっすぐ切り進める。(連続切り)その長さを少しずつ増やしていく。
しかし連続切りで大事になってくるのが、パチンパチンと一回一回ハサミを閉じきらないこと!
ハサミを閉じきってしまうと、切ってる紙からハサミが外れて次に進みずらくなってしまうことと、切り口がガタガタになってしまうから、ハサミを閉じきる前に開くことを伝えてほしい。(これがでできるようになるのが3,4歳児くらいかな)
3歳児くらいから、線の上を意識して切ることができるようになってくる。するとカーブした線も切れるようになるよね!(でも最初は緩いカーブから始めるといいよ)
5歳児になると切り替えしができるようになってくる。そうなると大体の形はハサミで切るっことができるようになるんだ。
※家庭や園での経験や、手先の器用さ、発達によってこの年齢でできる流れは大きくずれることがあるよ。幼児は月齢によっても個人差が大きいからね。
また、私はハサミを使う時の注意事項を毎回のように子どもたちと確認していたよ(安全にハサミを使って、楽しく製作をするためにね!)
①ハサミで切っていいのは【紙】だけ!同じかみでも「髪」はダメ!(毎年1人は敢えて自分で髪の毛を切ってしまう子がいるよ…家庭で切ってお家の方と朝気まずそうに登園してくることが本当にあるから、これはしつこく言ってる!)
②服や自分の体、もちろんお友達の体を切らない!
③ハサミを振り回さない!
④ハサミを持って歩く時は自分で刃の部分を握って歩く!(今のハサミはほとんど刃にケースがついてるけど念のため)
⑤ハサミで切っているときによそ見をしない!
※⑥高度にはなるけどハサミを切り進める時にはハサミではなく、紙を持っている手を動かす。(ハサミは開閉だけ動かす)
以上のこと(まだあるかもだけど)を子どもたちに問いかけたり、わざと反対のこと(例「ハサミは振り回す!」)を言ったりしながら確認していたよ。年齢が大きくなってくると反対のことを言ってもちゃんと訂正してくれます☺
もう一つ子どもたちに伝えていたことは、『ハサミの渡し方』
これも大事なことかなと個人的に思っているよ。
相手にハサミを渡すときには持って歩く時と同じように『ハサミの刃』の部分を自分で握って相手に「どうぞ」と渡すように教えていたよ。
これも自分と相手を守ることになるよね。
今日はハサミの使い方の導入についてでした。
ハサミが上手に使えるようになると、製作の幅も広がるからどんどん上達できるといいね!
教える人がしっかりとした手本になるってことも大事だよ!