子どもたちにも人気のパステル画の基本的な描き方とコツについて書いていくよ!
ほんわか優しい色合いのパステル🖍
色を塗りつぶすのも簡単で、グラデーションも作れます。
今回は100均の物で気軽に始められるパステルの基本的な色の塗り方などを紹介します
使用する物
●パステル
●画用紙(コピー用紙だとこすった時に穴が開いてしまったり破れてしまうので厚紙→画用紙を用意しましょう)
●カッターマット
●切って使える付箋(マスキングテープだと粘着力が強すぎてしまい紙が破れることがあるため)
あると便利な物
●化粧用コットンや綿棒
●茶こしなどの細かい網
●クリアファイル
●消しゴム
まず、画用紙を好きな大きさに切ります。
(画像のようなカッターがあると便利ですが、一般的なカッターやハサミで十分です。)
私は今回八つ切りの画用紙を4分の1の大きさにしました。
切った画用紙をカッターマットの上に置いて、ロール付箋で固定します。(付箋の幅が太ければ丁度良い太さに切っても良いでしょう。私は半分の太さにしました。)付箋は絵が完成した時にはがすと額縁の役割もしてくれて見た目がきれいになります。
カッター板の重さでちょうどよく固定され、描きやすくなります。(紙の大きさに合わせたカッター板を使いましょう。)
使いたい色のパステルを紙の上に削り出します。
カッターで削ってもよし!網の中で削ってもよし!網の方が細かくきれいに削れると思います。
紙の上の削ったパステルの粉を手(指先)または化粧用コットンでクルクルと塗り広げます。
この時子どもがやる場合もコットンの方が力加減ができたり、手が汚れない(感覚過敏の子にも取り組みやすい)というメリットがあります。
色が足りないと感じれば、パステルをさらに削ってください。
淡い色を使いたいのであれば少しずつ、何度も繰り返し塗り広げることで、無駄なくきれいに塗ることができるでしょう。
全体に塗り広げることができました。
これで完成の場合は触っても手などに付きにくくするためにケープなどのヘアスプレーを全体にかけて、膜を作ってください。(完成した時に行ってください)
今回はさらに年長さん向けで、型を使った方法も一緒にやっていきたいと思います。
クリアファイルをパンチなどで好きな形に抜きます。画像のような定規を使って線を描いて切り抜く方法もできます。
クリアファイルで作った型を、パステルで塗りつぶした紙の上に乗せて、くり抜いた部分を消しゴムで消します。
するときれいに型の部分だけ色がなくなり模様が現れます。
これをする場合は元となる色は濃い目の方がおすすめです。
消しゴムを使うので就学前の年長さんの消しゴムの練習にもぴったりです。
はじめは上手に消すことができないかもしれませんが、子どもたちは色を塗ったり、消したりする作業をとっても楽しそうに取り組んでいました。
すべての作業が終わりましたら、全体的にケープなどのヘアスプレーをかけて手などに付きにくくします。(絶対つかないというわけではないので心配な方は試してみてください)
最後に固定として貼っていた付箋をはがして完成です!
型を工夫したり、色を重ねたり、ヘアスプレーをどのタイミングでかけて色を定着させるかを考えたり…
工夫次第で様々な絵が描けると思います。
また、とっても簡単で、絵の具のような準備(水に溶いておく)や片づけ(乾かす、筆などを洗う)が必要ないのと、このほんわかとした色の出方で私はパステルが大好きです。
この記事を書いていたら、自分も新しいパステル画を描きたくなっちゃった💗
完成したら紹介するね♪